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JCBの任意整理

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2024年5月27日

1 JCBは、㈱ジェーシービー発行の場合とブランド名だけの場合に分かれる

株式会社ジェーシービーは、日本ではvisaカードやマスターカードと並ぶブランドを誇るカードです。

注意点として、JCBカードというときに、本当に株式会社ジェーシービーがカードを発行している場合と、JCBのブランドを使って他のカード会社がカードを発行している場合の両方があることです。

株式会社ジェーシービーが発行している場合、カードの裏面に「株式会社ジェーシービー」と記載があり、支払いもジェーシービーの名前で口座引き落としされるのが通常です。

この場合は、株式会社ジェーシービーを相手に任意整理をすることになります。

一方、たとえば楽天JCBカードという場合、楽天カードという会社がJCBのブランドを使ってカードを発行しているのが通常です。

カードの裏面には「楽天カード」の記載があるはずで、支払いも楽天カードの名前で引き落とされます。

この場合は、JCBでなく、楽天カードを相手に任意整理することになります。

JCBがカードの発行主体なのか単にブランドを使わせているだけなのかが分かりにくい場合は、カード類や明細をお持ちのうえ、弁護士に面談の際に確認してみましょう。

2 JCBの任意整理は、長期分割が認められやすい

以下は、株式会社ジェーシービー(以下、「JCB」といいます。)相手に任意整理をする場合の特徴をお話しします。

任意整理は、弁護士が相手の業者と話し合いをして、利息をまけてもらって、毎月の返済額も減らす手続きです。

長期分割といっても、一般的には5年分割60回払いが目安です。

しかし、JCBは、利用期間や内容にもよりますが、5年を超える6年分割72回払いや7年分割84回払いが認められることも珍しくありません。

また、任意整理でも利息を要求する業者もありますが、当事務所でJCBの任意整理をする場合は、利息を0にしてもらって、元金だけの支払いで済むケースが多いでしょう。

3 JCBに長期間支払わなかった場合

JCBに何か月も続けて支払いをしなかった場合、JCBが訴訟を起こすこともあります。

訴訟になってもJCBとの任意整理ができるケースも多いですが、訴訟になる前より条件は厳しくなりますし、放っておくと給料の差押えを受けることもありますので、早めに弁護士にご相談ください。

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